小児科

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冬のスキンケア
子どもの肌の特徴と冬に注意すること

スキンケアの基本は保湿と保護と清潔です。冬は空気が乾燥しているので保湿が不十分になってしまいがちです。なぜ乾燥肌を防がなければいけないのか、どのようにして防げばいいのかをまとめました。肌の露出が少ない冬だからこそスキンケアに気をつけましょう。
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【子どもの喘息】
まずは正しい診断から始めましょう

子どもの喘息診断は簡単なようで難しいです。最大の理由は診断のための検査が実施できないことだといえます。検査に頼らない喘息診断が求められますがそれはどのようにすればよいのでしょうか。子どもの喘息について診断の重要性という観点から解説します。
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風邪について③
耐性菌AMRは子どもたちに残す負の遺産です

「念の為抗生物質を出しておきましょう」と言われたことはありませんか?これは大きな間違いです。耐性菌を生み出して未来の子どもたちや自分たちの命を脅かすことになりかねません。耐性菌について正しく知ってもらい適切な抗菌薬使用を提案します。
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風邪について②
風邪に抗菌薬は効きません、念の為処方はNG

風邪の治療で一番大切なことは栄養をとってのんびりと休むことであり、抗菌薬は風邪の治療には必要ありません。 なぜでしょうか?答えは簡単で、風邪はウイルスによるものが中心だからです。
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風邪について① 
風邪の原因は細菌じゃくて、ウイルスです。

風邪とはなんでしょうか?小児科で働いていて風邪のお子さんを診ない日はありません。風邪はウイルス感染症ですがウイルスにもたくさんの種類があります。咳が長引きやすい風邪、ノドで悪さしやすい風邪、お腹にくるなど風邪にもいろいろあります。奥が深くて難しい風邪についてその原因になるウイルスとの関係性をまとめました。
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食物アレルギー③
アレルゲン食材を食べて経口免疫寛容?!

食物アレルギーでは食べることが予防にも治療にも有用ですが、全ての食物アレルギー児に行うべき方法なのかどうかを考えました。安全性・食材選択・保護者の理解度・アナフィラキシーを起こしたときの病院へのアクセスなど考えることはたくさんあります。
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食物アレルギー②
予防にはスキンケア?経皮感作と皮膚バリア

今日の主題は 食物アレルギーと皮膚の関係 前回の記事 食物アレルギーのこと① 前回の記事では全体的なことを書きましたが、...
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食物アレルギー①
食物アレルギー対策は安全性の確保から

食物アレルギーはアレルゲンさえ口にしなければ健康に過ごせます。最近では食べて治すことを推奨されることも増えましたが治療の基本はアレルゲンからの回避です。一人ひとり治療法は異なるのでアレルギーかかりつけ医と相談するのが理想です。
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アレルギーについて②
増加するアレルギーと衛生仮説

前編からの続きです。前回の記事はこちらから ▶ アレルギーについて1/ 衛生仮説 20年ほど前、私が学生の頃にはアレルギ...
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アレルギーについて①
免疫とアレルギーの関係

言葉ではよく聞くアレルギー。今回はその仕組を説明します。 免疫とアレルギー 免疫について考える時、人間の体はとてもよくで...